代表川島の社長ブログ

Mr.Childrenライブ@福岡ヤフオクドーム

2019.04.25

3万5千人のファンの期待を一身に受け、その期待のはるか上を突き進んでいく桜井さんの姿が目に焼き付きました。私は大学1年生のときからファンなのですが、25年もの間、桜井さんは常に自分を照らし出す灯台のような存在だったように思います。晴れていて明るいときには目立ちにくいが、夕方から夜に掛けてその存在感は増していく感じがします。
「innocent world」や「Tomorrow never knows」といった有名曲は誰もが知っていると思います。しかし、それらの曲はミスチルのほんの初めの一歩に過ぎなかったのです。その後のミスチルは、まるで恐竜のように大きな歩幅で、凄まじい成長をしていくことになります。「胸に突き刺さる歌詞」「いつまでも色褪せないメロディー」「圧巻のライブパフォーマンス」「聴くものを鷲掴みにするMC」など、そのどれもが一朝一夕では身に付けられないものだと強く感じます。音楽に対して真摯に向き合い続けたからこそ得られたものです。
以前にプロデューサーの小林武史さんが「ミスチルはポップミュージックとは何なのかを解明していく宿命を負っている」と言っていました。音楽の中には「分かる人だけ分かれば良い」というものも多数あるでしょう。しかし、ミスチルの音楽は万民に受け入れられることを求めた音楽です。普遍的なテーマを歌詞にしているので、深く長く心に響きます。多くの人が聴くからこそ、さらにその輝きを増すのだと思います。
今回のライブ中に桜井さんがファンに対して「ミスチルから与えられるだけにならないでほしい」というような意味のことを言っていました。どういうことかと言うと、ミスチルとファンの存在は対等であり、ミスチルもファンにエネルギーを与えるが、ミスチルもファンからエネルギーをもらって成長するのだ、という意味です。このことを聞いて、私が常々考えいてる「社員と会社の理想の関係」と同じだな、と感じました。社員は会社から何かをもらうだけの存在ではダメだし、会社も社員から何かをもらうだけの存在ではダメです。お互いが与え合い助け合う関係がベストなのです。

※※※ミスチルの大好きなフレーズ※※※
「Starting Over」より
いくつもの選択肢と可能性に囲まれ
探してた望んでたものがぼやけていく
「何かが生まれ また何かが死んでいくんだ」
そうきっとそこからは逃げられないだろう