ブースは「伝達力」が命

縦型看板の有効性

2022.11.02

 

デザインチームの川島です。
当社のブースコンセプトの一つが「看板の内容が、いかに来場者の目に飛び込むか?」です。最近のブースの傾向として、「6m×3mサイズ」&「一面開放」という条件が増えています。さらに、ブース前面の通路が極端に狭い展示会があります。こういった条件では、ブース両袖の看板を高く上げることが有効です。
写真を見ていただきたいのですが、通路からブースを見る際に、赤枠の縦看板が非常に目立ちます。人間の身長は平均170cmですので、通路に人が溢れた際にも、頭の上にしっかりと看板を見ることが出来ます。
多くのブースは、一面開放という条件のブースにも関わらず、正面から見たときのイメージしか想定されていません。これでは、来場者がブースの内容を理解できなくなってしまいます。来場者がどういう動きをして、ブースをどの角度から見るのか、ということもブースデザインをする際には大切な要素です。
当社では、ブースデザイナー自らが実際に展示会会場に足を運んで、ブースの見え方の確認をしています。地味で時間が掛かる作業ではありますが、現場主義は大切です。答えは展示会会場にあるのです。