Before
このブースでは確実に素通りされます。理由は、看板に社名とコーポレートメッセージしか書いておらず、出展製品が来場者に伝わらないからです。
ロゴだけでは集客できない!
このジャンルでは、「看板には社名や製品のロゴだけ載せたい!」という出展社様が非常に多くいらっしゃいます。しかし、よほど業界内で注目を集めているか、世界中に知られた社名や製品でない限り、ロゴだけを看板に載せてたところで全く集客できません。
そのため、製品やサービスの「内容(一般名称で)」「対象の業種」「機能」などを明記することが重要です。
このブースでは確実に素通りされます。理由は、看板に社名とコーポレートメッセージしか書いておらず、出展製品が来場者に伝わらないからです。
大きな看板に「出展製品/出展サービス」「対象」「機能」「価格」を具体的に書くことで、来場者のアンテナに引っかかります。
表面上、大手企業の真似をして看板に社名とコーポレートメッセージのみを掲げている出展社が多く見受けられます。しかし、それでは全く集客できません。来場者はブースを見に来ているわけではなく「自社に役立つ製品/サービスがないか」を探しに来ているのです。ブースの「シンプルさ」「格好良さ」は集客には無関係。無関係なことを追求し、無駄な費用が掛かってしまっているケースが非常に多くあると感じます。
実演・パネル・セミナーで集客
デモンストレーションのスペースを設置し、サービスやソフトウェアを実際に使ってもらうことが有効です。それに伴い、ノートパソコンやタブレットの準備、デモ席の数にあった説明スタッフが必要となります。デモ席の種類としては、立つか座るかの2パターンがあります。実際に使ってもらうのが難しい場合は、使用画面と手順をモニターやパネルで示すと良いでしょう。
ブースの通路側にデモ用の机を設置し、パソコンなどを置きます。この場合、「少し興味を持った」程度の来場者でも、そのまま製品を使うことができるので、名刺を獲得しやすくなります。
ブース手前で映像を流したりパネルを展示したりして、まずは来場者の興味を引きます。そこで興味を示した来場者をデモ席に誘導し、じっくりと説明を行います。この場合、自然な流れで商談に持ち込むことが可能になります。
説明パネルを設置するのも有効です。既定のサイズに捉われず、壁面全体を説明パネルとして利用するのもおすすめです。通路からよく見える位置に設置することで、来場者は、説明スタッフがいない時でも自発的にパネルを見ることができます。
ブース内でセミナーを開催するのも有効です。キーワードをセリフに盛り込むことで、看板を見ていない来場者の聴覚にも訴えることができます。
セミナーでは、大型のディスプレイでデータを流し、マイクで製品を紹介します。話しながら一時停止などの操作がしやすいので、パワーポイントのデータを流すのがおすすめです。ここで重要なのは、ただ単に製品を宣伝するのではなく、来場者が「ためになりそうだ」と思うような情報を話すことです。プロのナレーターを雇うよりも、社員の方が話されたほうが来場者に熱意が伝わるためです。
ケーブルの種類 | ディスプレイで映像などを流す場合、展示会前日には必ず当日流す映像のデータと再生機器を持参し、再生確認をしてください。また、ディスプレイをパソコンに接続する場合はそのパソコンがHDMI対応なのかD-sub対応なのか、もしくはどちらにも対応していないのかを確認しましょう。また、そのケーブルを自社で用意するのか装飾業者などが用意するのかの確認も必要です。 |
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ネットワーク申請 | このジャンルで特殊な申請が必要になることはあまりありませんが、インターネットを使う場合には、ネットワーク回線の申し込みが必要になります。インターネットに接続せず自社でローカル環境を構築する場合は、LAN線の配線が必要です。使用する可能性が出た段階で早急に装飾業者へ相談しましょう。 |
機器のレンタル | プロジェクターや音響機器、モニターなどのレンタルサービスを主催者(事務局)側が用意している場合もありますが、多くの場合、割高です。ブース装飾業者や外部のリース会社で借りたほうが安く済むことが多いので、事前に調べて比較しておくと良いでしょう。 |
マイクの音量 | マイクなどを使ってセミナーをする際、音声が既定の音量を超えてしまうと近隣のブースや主催者(事務局)から注意を受けてしまうことがあります。他のブースに迷惑が掛からないよう、音量には十分注意してください。逆に近隣のブースの音量が大きすぎる場合は、我慢せず、早い段階で主催者(事務局)に届け出ましょう。 |
盗難 | 展示会が2日以上開催される場合、「明日もあるから」といってブース内(ストックスペース含む)にパソコンやタブレット端末を残して帰らないようにしてください。盗難される恐れがあります。毎日持ち帰るか、会場内のコインロッカーを利用しましょう。 |