Before
「製品の専門性が高い」「看板に社名とコーポレートメッセージしか書いていない」という理由から、何を展示しているかが来場者に伝わりにくいブース。
製品内容と具体的な数字を明記。
このジャンルは特に専門性が高く、来場者に一目で理解されにくい製品が多い傾向にあります。
一方で、出展社は「来場者は展示製品の内容を知っている」という前提でブース装飾を進めたがるのもこのジャンルの特長です。そのため、思ったように集客できない出展社が多く見受けられます。ポイントは看板を利用し、出展内容をしっかりと来場者に見せること。看板においては下記のポイントを満たすことで、来場者の興味を引くことができます。
「製品の専門性が高い」「看板に社名とコーポレートメッセージしか書いていない」という理由から、何を展示しているかが来場者に伝わりにくいブース。
「出展製品/出展サービス」「用途」「機能」を具体的に看板に明記すると来場者が理解しやすくなります。大きな看板は遠くからでも見えるので、訴求力が高くなります。
ターゲット層が気にする項目(数値・スペック・価格)をわかりやすく大きな文字で明記するのも有効。具体的な数字を載せることに抵抗があるという出展社も多いですが、来場者が本当に知りたがっているのは具体的な数字。このジャンルの来場者には特にその傾向が強く感じられます。
「OEMや試作開発がメインで、特定の製品を量産しているわけではない」という場合は、自社が得意としている、もしくは新規で獲得したい顧客のジャンルを明記します(「自動車部品の試作・開発・量産」「樹脂加工品のOEM承ります」など)。ターゲットをあえて限定し、特定の来場者に「自分と関係のある製品だ」と思わせることで、濃い新規顧客を獲得することが可能です。
ひな壇やショーケースで
わかりやすく魅力的に。
このジャンルでは、製品の色が単調であったり、質感が無機質であったりすることから、ブース全体が味気の無い印象になってしまうことが多いです。それを防ぐため、製品をわかりやすく魅力的に展示する工夫が必要となります。
小さい部品を展示する際、展示台に平たく並べてしまうと、離れたところから製品が見えにくくなります。また、天板に製品を直置きしているのも味気ない印象に映ります。
ひな壇を利用することで、離れたところから奥の製品が見えやすくなります。また、天板にパンチカーペットなどを敷くことで見栄えがグンと良くなります。卓上のPOPも有効です。
来場者に触られたくない製品は、ショーケースやアクリルのケースに入れて展示するのがおすすめです。見栄えも良くなるうえ、製品を安全に展示することができます。
大型の機械を展示する場合、実際に機械を持ち込んで稼働中の様子を見せるのが有効です。会場で稼働させるのが難しい場合は、機械のそばにモニターを設置し、稼働中の映像を流すとより効果的です。 機械の成果物を近くに展示しておくのも良い方法です。(包装する機械であれば、その機械によって包装されたものを展示する)。
200Vのコンセント | 展示する製品が200Vのコンセントを使用する場合は申請が必要となります。 また、小間内の電気工事業者へも連絡が必須です。 まず、200Vコンセントには「単相」と「三相」があります。その中で「アース有」「アース無」にも分かれます。プラグの形状によっては、挿し口(コンセント)が異なる場合もあります。小間内の電気工事業者がコンセントを用意するため、プラグの形状を把握しておくことが必要です(わからない場合は、プラグの表示の写真を多方向から撮影し、電気工事業者かブース装飾業者に送り、判断してください)。 |
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製品の重量 | 製品が重い場合には注意が必要です。展示会によって「何t以上のものは持ち込み禁止」などといった規定が設定されている場合があります。事前に展示会のマニュアルを熟読しておくことが大切です。 |
大型装置の搬入 | 大型装置の搬入には、早期搬入時間が設定されている場合もあります。利用できる場合は利用した方が、搬入がスムーズになります。 |