ブースは「伝達力」が命

ブース内のセミナーで集客するにはどうすれば良いのか?

2026.02.13

<大企業のブース内セミナーは魅力的に見える>
展示会場を歩いていると大企業のブース内でMCを利用したセミナーを見ることがよくあります。そこでは大きなスクリーンにスライドが流れ、高品質な音響設備が設置され、女性ナレーターもしくはサービスに精通した広報担当の出展企業社員が流暢にプレゼンをしています。
集まった多くの来場者は熱心にセミナーに聞き入っています。この景色を見て「自社でもセミナーをやってみよう」「一度に多くの来場者にアプローチできる」と考える出展担当者様もいるでしょう。当社にも「ブースでセミナーをやりたい」という相談を受けます。そういった方々の相談に応えるために今回の記事を書きました。
<ブース内セミナーは一度に多くの来場者にアプローチできる>
ブース内セミナーの最大のメリットは「一度に多くの来場者にアプローチできる」ことです。展示会はわずか3日間しかありません。確度の高い名刺を数多く獲得したい出展社にとって、一対一で説明するよりも、一度に十数人に説明できた方が効率が良いのは当然です。
<ブース内セミナーをやれば勝手に人が集まってくれる訳ではない>
まず最初に現実をお伝えしておきたいのですが、中小企業のブース内セミナーは集客(着席させること)がとても難しいのです。大企業ブースで開催されているセミナーをイメージしていると大失敗をします。そもそも大企業と中小企業の注目度は違うのです。大企業は普段からCMやプロモーション活動に多くの資金を投じています。大企業は業界内に関わる人々から注目される存在になっています。だからセミナーに人が集まるのです。反対に中小企業の注目度は低いため、セミナースペースを設けたからと言って、わざわざセミナーを見に来ようとする来場者は居ないのです。この現実を認識しておくことが大切です。
<中小企業のブース内セミナーの集客成功例(ブース看板でセミナーのメリットを訴求)>
集客が難しいとお伝えした中小企業のブース内セミナーにも成功例はあります。まず一つ目は「ブース内の看板を使ってセミナーのメリットを来場者に伝える」という方法です。アナログ的な方法ではありますが、来場者にしっかりメリットが伝わりさえすればセミナーに着席させることは可能です。
当社で施工した実例を紹介させていただきます。東京ビッグサイトで開催された「資産運用EXPO」の出展社様になります。こちらのお客様は展示会限定のサービスをご用意され投資家の方々に役立つセミナーを開催されたことで集客につながりました。


<中小企業のブース内セミナーの集客成功例(音声でセミナーのメリットを訴求)>
二つ目の成功例は「音声でセミナーに誘導する」という方法です。こちらは一つ目の方法と近いのですが、看板を見てもらうという視覚ではなく、音声(聴覚)で来場者にセミナーのメリットを伝えます。看板を見ていない来場者にも気づいてもらえる点が特徴です。ただし展示会の音量規定は遵守する必要があります。


<中小企業のブース内セミナーの集客成功例(セミナーの事前告知)>
三つ目の成功例は「事前にブース内セミナーに招待する」という方法です。この方法は自社の潜在顧客を抱えている出展社様に有効な方法です。メルマガ等で潜在顧客に対し展示会セミナーの告知をします。展示会でしか手に入らない情報や限定品を用意することで実際に会場まで足を運んでもらうのです。


<ブース内セミナーのスペースについての問題点>
集客以外にもう一つ押さえておくべき点はセミナーのためのスペースが必要になることです。どんなに小さいセミナースペースでも横幅2m×奥行2mは必要です。1日中セミナーをするわけにはいかないので、セミナーを開催していないときにはデッドスペースになってしまうのです。そのため、セミナースペースと通常展示スペースの優先順位をしっかり決めてからゾーニングをする必要があります。
<ミニミニセミナーのおススメ>
「集客の難しさ」「デッドスペース問題」を解決する方法として当社がよくご提案するのが、下のようなミニミニセミナーです。50インチ程度の液晶ディスプレイを用意し、サービスの説明をするパターンです。この方法はお客様が複数人になった場合でも有効で、スペースを無駄にせず、来場者がブースに入ったタイミングで利用できるのがメリットです。マイクを使えばより効果的です。


<ブース内セミナーのまとめ>
まとめますと、中小企業のブース内セミナーは集客が難しいが、何とか解決する方法はあるものの、勝算が無い状態で開催すると展示会出展効果を大きく下げてしまう可能性があります。なのでまずはミニミニセミナーでやってみることをおススメします。当社ではブースデザインだけでなく、どうすれば集客できるのか?にこだわったご提案をさせていただきます。是非お気軽にお問い合わせください。
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