ブース装飾事例

お客様のブースは横幅9m×奥行2mの3面開放ブースなのですが、共同出展社様と折半して使用しているため、実際は横幅6m×奥行2mとなり、開放面は2面開放となっています。

出展社様の展示は主にジェルネイルやビットと呼ばれるネイルを削り整える製品です。
メインの催しとして実際に製品を使用してのネイリストさんのデモを行うため、このブースで最も目立つブース角の位置にデモスペースを設置しました。
デモとは言え細かな指先の作業で来場者にはそのままではよく見えないので、お客様自身でビデオカメラをお持込になられ、指先を撮影し大型のモニターに映し出す形をとっています。

ネイリストさんの説明をマイクによる音声で聞きながらデモとモニター映像を同時に確認でき効果的なデモを行うことが可能です。

製品を置く展示台はそこからややブース奥に設置していますが、縦型看板を利用しデモスペースとしっかりと分けることにより、来場者様もスタッフ様も落ち着いて製品説明に集中できる環境を作っています。

看板も縦型看板と上部看板を使用しジェルネイルをメインとしながらビットを並行して訴求しています。
デモスペース隣の縦型看板にはネイリストの皆様の紹介もしています。

美容系の展示会ではどうしてもブース外観のキレイさ、スタイリッシュさを重点的に考えがちですが、来場者にとっては外観がいかにきれいで格好良くても、取り扱い商材がよくわからなければそのブースに興味をもつことすらできません。
実際に展示会を巡ってみると、集客とブースの見た目の美しさとでは相関関係があまりないことが分かると思います。

来場者はビジネスで展示会にいらっしゃいます。
そのために出展社が来場者にできることは、来場者に必要な情報を提供することです。
一見するとキレイで素敵なブースに目が奪われがちですが、一度 来場者目線になりブースデザインを考えてはいかがでしょうか？