ブース装飾事例

ブースの大きさは幅5.4m×奥行6mで3つの通路が面している「3面開放」という小間位置です。
コロナ禍の中の2020年10月に開催された「Japan IT Week 秋」のブースです。

当社へお問い合わせいただいた際に「看板デザインは全てお客様で行う」ことを伺いました。ご提案時に「当社の特長は、来場者に有益となる情報を看板で訴求する手法である」ことをお伝えし、ブース全体の雰囲気を掴んでいただくため、商材を訴求する看板イメージを入れ込んだ資料を提出しました。当社の特長がお客様の考え方やイメージに近かったようで、相見積でしたがご依頼をいただきました。写真をご覧いただくと看板に「客単価向上1.6倍」など来場者に非常に有益な情報が表示されています。これにより来場者は商材の理解を深めてから出展社スタッフに話しかけるので、商材のより深い話をすることが可能です。

経済産業省と国際標準化機構（ISO）によると「展示会」の定義は「商品・サービス・情報などを展示、宣伝するためのイベント」となっています。この定義の通り、来場者も「商品・サービス・情報」を求めて展示会に来場します。お問合せで「ブランドイメージを前面に押し出したい」とご要望されるお客様がいらっしゃいますが、お薦めはしていません。展示会は「商品・サービス・情報などを展示、宣伝し商談する場」だからです。
・「何を扱っているか」
・「導入メリットは何か」
をしっかりと表示することにより
・ターゲットとしている来場者が来る
・商材メリットがわかるので話がスムーズに進む
・商材もわからないまま入ってきた来場者の接客をせずに済む
などの効果があり「効率的で質の良い集客」が可能になります。

会期最終日に弊社の現場担当がインタビューに伺ったところ「満足いく集客ができ、商談に繋がりそうな来場者さんもいて十分な出展になった」と嬉しいお言葉をいただきました。「訴求するのはブランドイメージではなく商材である事」が重要であることを証明してくれたようなブースでした。