ブース装飾事例

2月に東京ドームシティ・プリズムホールで開催された世界らん展のブースです。
サイズは3m×2.5m、角にあたる小間位置です。

こちらのブースは木工造作となります。展示会は「世界らん展」、その名の通り世界中から選りすぐりの蘭が会場を埋め尽くします。通常、弊社では「文言」で訴求しますが、今回の出展商材は美しい「胡蝶蘭」そのもの。今回は文字ではなく商品をのものを目立たせたい、そういう狙いでこちらのブースを作成しました。

■お花畑の中から綺麗な花1輪を探すのは一苦労
想像してみてください。会場内は蘭で溢れかえっています。その中で商材に目をむかせるには一苦労しますね。
本物の蘭だけでは会場内では埋もれてしまい、目の前にくるまで見えません。
そのため、壁面いっぱいに大きくした胡蝶蘭で目を引き付け、遠くからもディティールが見えることで、ブースの遠くからでも出展商材の特長をお客様にアプローチすることができます。

また、今回の商材の一番重要な部分は「花弁の色」でした。そこを目立たせるために全体を黒基調としましたが、それだけではブース全体が暗く・重い印象になってしまうので、展示台の上や絨毯は明るい紫色で抜け感と高級感を出しました。
今回は基礎のパラペットを外すことができず残念ではございましたが、こちらの展示会は写真OKのため、たくさんの来場者様がブースごと蘭の写真を撮られている様子が伺えました。

とことんものづくり・サービスを追求された「唯一無二」の商材だからこそ、文字よりもその存在そのものが「伝達力」になる。そんなブースも数多くございます。出展される展示会、ターゲット、商材を考慮し、伝達力にベストなブースを、ヒアリングさせていただきながらひとつひとつ大切に作成いたします。

商材に合わせたブース制作で、出展社様にとって大事なお客様に出会える場所を提供する。それが展示会ブース装飾の考えです。