COSME Week東京での6m×3mのブースとなります。
過去にも小間サイズを変えて出展されていますので、参考にご覧ください。
化粧品開発展＜COSME Tech＞（COSME Week東京）2022（3m×3m）
■シンプルながら重要な点は外さない看板
こちらの看板。他の当社施工の看板と比べると少しシンプルなものに感じられるかと思います。
実際に他のブース看板と比べると文字数も少なく全体にも余白がありシンプルです。
では、このブースは看板での訴求力が低いのか？と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
こちらの企業様の商材はポンプ・スプレー製品となります。そのため縦型看板にはできるだけ大きくポンプ・スプレーと記載し、さらに商材をイメージしたイラストを入れています。
このイラストは、それだけで一目でポンプ・スプレーと分かるものになるので、それだけでも訴求力があり、ポンプ・スプレーの文字はさほど大きくなくともそれを補って余りある効果を発揮します。
商材によっては、ブランドイメージや商材イメージによりあまりデカデカと文字で看板を埋めることに抵抗がある場合もありますが、このようにシンプルながら、「商材」をまず理解できるような工夫をすることで、イメージとアピールの両立を図れるようになります。
シンプルながらも重要な点は外さない看板により、集客とブランド、両方を最大限に生かすことが可能です。
■「商材」をアピールすること
ブース看板となると、自社商材をアピールするめにとかく多くの言葉を使ってたくさんのことを紹介したいと思いがちですが、看板にとっては多くの言葉を尽くすことは逆効果になりがちです。
たくさんの言葉を入れることで、文字は小さくなり目立ちにくくなるだけではなく、たくさんの言葉の中で本当に重要な言葉が埋もれてしまい、結果、誰にも響かない看板となってしまいます。
来場者がブースを視認し、その商材に関心を持つまでの時間は「たったの3秒」と言われており、情報の詰め込み過ぎは伝達力を弱めることになるのです。
看板に入れる文字にとって重要なことは、多くの言葉から真に重要な言葉を「引き算」していく作業となります。
そのために最も重要なこと。それは「商材」が「何」であるかを明確に記載することです。
特に最初にお客様の目に入る「縦型看板」にはシンプルに商材のみを訴求することをお勧めします。
■「縦型看板」の重要性
こちらの小間の特長としては、1面開放ブース（通路に1面しか面していないブース）というところになります。
1面開放ブースとは通路に1面しか面していないブースで、来場者にとっては看板もブース内も視認しづらく、ブースの眼の前に来るまでそのブースのことが全く分からないというのが当たり前となっています。
実際、このようなブースではブースにかなり近づかないと看板も内部も視認できず、その結果ブース前に来ることがない多くの来場者の関心を逃してしまっていることになっています。
そのためにはできるだけ遠くからこのブースにはどのような商材が出展されているのかを「看板」で知らせる必要があります。
当社のブースの特長は看板にありますが、特にそのような時に効果的な「縦型看板」を使用して提案しています。
くわしくは
こちらのブログをご覧ください。
当社ではこの「縦型看板」がブース看板において最重要であることを認識し、ご提案の核となるよう考え設計・デザインをすることが多くなっております。
それは集客を考えた際に最も有効なことが「縦型看板」を活かすことだからにほかなりません。
■明るい展示台と棚で商品をより美しく
こちらのブースでは、来場者様に商材をより明るく・美しく見ていただくため、棚や台の上部にライト、蛍光灯で通常のブースより明るく照らしています。
特に蛍光灯を棚に設置することで、棚自体の影による暗さを打ち消し、通路などやや離れた位置からも商材にスポットライトが当たっているかのような照明演出ができます。
照明に関しては、会場の灯りや他社ブースの灯りなど、様々な状況からの不確定な要素が影響することが多く、ブース形状や小間位置、商材などにより様々なケースが考えられます。
そのためプロである我々デザイナーでも悩む場面もありますが、もし御社商材をより明るく見ていただきたいとお考えなら、是非一度ご相談ください。
