<展示会でのブース構造>
展示会のブースには、一般的に大きく分けて、システムブースと木工ブースの2種類があります。
ここではシステムと木工のブース構造の違いについて、表を基にくわしく説明いたします。
◇システムブース
システムブースは、規格寸法の決まったパーツを使用します。システムの種類は多数ありますが、当社では主にオクタノルムというアルミの素材を使い施工をしています。オクタノルムの部材でフレームを組み立て、中に木製のパネルを挟み込み、ブースの仕切り壁にしたり、縦型や、上部に浮かせた看板にします。
ブースを建ちあげた時、看板とした部分には、大きく印刷したシートを貼り装飾しています。大きなフレームに囲まれたオリジナルなデザインは見やすく強調され、会場内でもよく目立ちます。この看板で、しっかりと商材のアピールができます。
また、システムブースのメリットは、再利用ができ、低コストなことです。全てのパーツの再利用ができるので、部材のメンテナンスを丁寧に行い、次の展示会では違った企業様のブース装飾に使います。そのため、木工ブースより安価に抑えつつ出展効果も得られるので、リピートで好まれるお客様も多くいらっしゃいます。
規格寸法のなかでも、ブースの使い勝手を考慮したレイアウト。看板は見てすぐ理解が促されるデザインなので、集客効果も強いブースをご提案します。
◇木工ブース
木工ブースは、規格サイズがなく小間の中で自由設計が出来る点は、システムブースとは大きく異なります。施工方法は、設計されたパーツをあらかじめ木材で作製し、展示会場で組み上げていきます。その表面には壁紙を貼り、継ぎ目のない大きな壁面としたり、造作物の配置で、空間ごと自由なレイアウトが可能です。
大きなイメージ画像やメッセージも、継ぎ目に邪魔されることなく表示が出来るので、見栄えや迫力といった部分でも、企業様それぞれの独自の表現が可能になります。ただ、会期が終わると廃棄する部分が多いため、材料コストがかかり、費用負担は大きくなります。
自由設計で様々な造作、大きな壁面看板が特徴的です。ブースの空間ごとガラリと印象を変え、来場者の興味を促します。
どちらにおいても、当社ではどんな商材が出展されているブースなのか?を、わかりやすく来場者へ伝える。伝達力に着目してブースのご提案をしています。企業様ごとに、展示会出展の方法は異なりますので、ご希望に合わせたブース構造をお選びいただけます。