- 看板が小さいため見にくい
- 来場者にとってコーポレートメッセージは大切な情報ではない
- 来場者にとって最も大切な情報は社名ではない
なぜ展示会ブースに人が入るのでしょうか?答えは、「何を出展しているか?」「そのメリットは何か?」を理解し、自分自身の悩みを解決してくれると思ったからです。そもそも、来場者は自分の悩みを解決するために、展示会場に来ています。
来場者がブースを通り過ぎる時間はわずか3秒。その3秒の間で来場者が出展内容を理解するために必要なのは「看板」です。しっかりと看板にメリットを掲載することで、来場者はブースの中身を理解できるのです。
当社では「来場者が理解してくれるかどうか?」を発想の原点に、看板を展示会ブースの最重要ポイントとして、ブースレイアウト・ブースデザインをしております。
展示会ブースの提案をするにあたり、以下の項目を熟知する必要があります。
打ち合わせ時間は平均すると1時間。長い時には2時間以上にも及ぶことがございます。 出展者様の想いを理解することで、より訴求力の強いブース提案が可能になります。
打合せはWEB会議を利用させていただいております。WEB会議の導入理由につきましては、お客様の満足度が高いことが挙げられます。当社のように過去のブース事例を見ていただいたり、図面を見ていただくには、対面して行う打合せよりも、WEB会議を利用していただいた方が、正確にスピーディーに説明することが可能となります。
来場者に出展内容が伝わらなければ、ブースは存在していないも同然です。当社が考える伝達力とは、来場者に「何を出展しているか?」「出展製品のメリットは何か?」を理解してもらうことに重点を置いています。ブースが果たす役割はこの一点に尽きると考えてもいいでしょう。今までたくさんのブースを見てきましたが、来場者への伝達力を意識したブースは驚くほど少ないと感じています。
まずは看板を利用し、「何を出展しているか?」「そのメリットは何か?」をしつこいくらいに展示会の来場者に見せる必要があるのです。看板を見て立ち止まっている来場者は、出展者様の製品/サービスに興味がある方です。スタッフが話しかければ、スムーズに会話を始められるでしょう。
当社のブースは文字が主張するブースです。それは、集客のできる伝達力の高いブースづくりを目指しているからです。集客のできるブースづくりの3つのポイントをご説明します。
「ブースは開放的にして、来場者に気軽にブース内に入ってもらいたい」という要望を出展者様から度々ご依頼されます。
しかし、出展する製品/サービスは出来る限り通路側に配置する方が、集客しやすくなります。なぜなら、来場者は潜在的に「ブースには入りたくない」と思っているからです。「ブースが開放的かどうか?」は、ブースに集客できるかどうかにまったく関係が無いことなのです。さらに、展示物を通路側に配置するメリットとして、ブースをより広く利用できる、という利点があります。展示物を通路側に配置すると、それを見ようとする来場者は必然的に通路に立つことになります。ブーススペースではない通路も利用することで、本来のブース面積よりも広く空間を活用できることになるのです。
出展者様にこのようなご要望を頂くことがあります。
これらは、展示会ブースを売り込む場だと捉えずに、インテリアだと思われているからです。
展示会ブースはインテリアではありません。出展する製品やサービスを売り込む場所です。気にするべきことは「来場者が出展内容を理解できるかどうか?」に尽きます。
自社商品のことをいかに知ってもらうか?ということにフォーカスし、目立つ看板を掲げ、出展内容を理解してもらい、製品やサービスを理解してもらい、販売につなげる。これが大切だと考えています。