過去にも当社で設営させていただきましたリピートのお客様です。
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このブースは9m×2.7mのブースとなり、床置きの照明製品をブースに配置するため、通路に面した位置などに極力ブース資材を設置せず、開放的なブースとすることに注力しました。
その為ブース手前に高い看板を設置することを極力控え、ブース奥の隣接社との境の壁面上に主な看板を設置することとなりました。
このようなブースの奥壁に高い看板を設置する設計はブースの構造上不安定な場合があり、注意して設計する必要がありますが、今回は壁面に展示台をインセットする。ブース中央に縦型看板を設置するなどし、構造を強化し設計することで構造を補いました。
※展示台や看板は、ただ展示台や看板として使われるだけではなく、ブースの構造上必要な場合もあります。
しかし、強化したとはいえ、このようなブースは強風に弱いので、ブース位置などが搬入口近くなど外からの風が当たる可能性のある位置の場合、これでも構造的に難しいと判断する場合もあります。
我々ブースデザイナーは、しっかりと自立し安全に建てることのできる設計を考える以上、ブースが物理的な構造物であることを意識し設計しなければなりません。
そのため、可能な限りお客様のご要望を叶えることを考えて設計をしていますが、ご要望にお応えできない場合も多々ございます。
その中でしっかりと看板を用いて来場者に訴求できるブースをご提供するためには、最初の段階でのお打ち合わせ(ヒアリング)が重要になります。
お客様の中での拘りや、ご要望、イメージがある場合は最初の段階でお伝えいただけると効率的且つ、最終的な仕上がりもご納得いただけるものとなるはずです。
看板はそのブースの顔ですので、看板をしっかりと目立たせながら安全面、ご要望を全て考えベストなものを提案することが我々の努めと考えています。