ブース装飾事例

間口9m×奥行2.7mの2通路に面したブース事例です。
試作加工部品、量産加工部品、金型・治具・生産設備およびその部品などの調達支援サービスを行っている企業様です。本展示会は自動車産業に関するサービスが幅広く集まる展示会です。金型製造から部品製作まで多くの企業が出展し、自動車産業に携わる多様な来場者が集まります。広い会場を歩いて回る来場者はすべてのブースに興味がある訳ではありませんし、ブースを順番に訪ねて回る訳でもありません。事前に調べてくる来場者なら装飾の出来に関わらず訪ねてくれますが、会場で気になる商材を歩きながら探そうとする来場者に対して如何にアピールしてビジネスチャンスを掴むかはブース装飾の力に頼る必要があります。だからブースは展示会でマーケティング活動をするための重要なツールとして機能しなくてはいけないのです。見栄えの良さとは、カッコいいとか派手さではなくターゲットに興味を持たせるためのものです。
その視点で改めて事例のブースを見直してみると具体的なサービスの説明を提示しながら総合的なものづくりサポートが出来る企業であることが分かります。会場が混雑していても決して隠れることなく遠くからでも際立って看板が目に付くので、来場者が見逃すはずはありません。サンプル展示は上部看板とリンクするように配置されていて通路からでも目に付きやすく接客もスムーズにできます。適度に設けられたスペースはブースの前で足を止めたお客さまを誘導するのに最適な空間になります。商談スペースからストックスペースまで無理なく備わったブースはとても使い勝手が良いです。
出来上がったブースを見てしまうと「簡単に作れそうだな」と思うかも知れません。しかし、それは違います。何千ものブースを試行錯誤しながら施工してきた当社だからできる装飾です。
出展社様は会社の良い点を沢山知っているので、出来る限りそれを来場者に伝えようとします。しかし時にその思いが集客できるブースを作るための邪魔になることがあります。その理由は伝えたい情報が多くなりすぎて特長がぼやけてしまうからです。
来場者がブースに興味を持って歩く時間はわずかに”3秒”と当社は考えています。その3秒で来場者の興味を引きつけて記憶に爪痕を残すには情報をシンプルに絞り込んで表現する必要があります。
当社は最初のミーティングで出展者様とじっくり出展商材について情報共有して、看板デザインからブースづくりまで”集客できるブース提案”をいたします。出展者様の商材の理解無くして良い提案は出来ないと考えていますが、果たしてどれくらいの装飾業者がお客様の商材に寄り添った提案をしているでしょうか。

展示会に出展し続けているが今一つ効果を感じない、装飾業者の提案に物足りなさを感じるなど、ブースに悩みを抱えている方がいらしたら是非お問合せください。当社スタッフが丁寧にご案内いたします。