こちらの事例は、2024年11月に幕張メッセで開催されたコンテンツ東京に当社が出展した際のブースです。
当社はほぼホームページでのみ営業活動を行っていますが、新しい販路拡大と新人教育の場として、毎年展示会に出展しています。今回の出展ブースサイズは6m×2.7m(1小間)、2面を通路面で開放された小間位置を選択しました。
初の木工造作での自社出展
今回で9回目となる国内の展示会出展は、初の木工造作で設計・施工を行いました。
ブース装飾の構造は大きく「システムブース」と「木工ブース」があり、集客に差はほぼないものの装飾価格や施工方法には大きな違いがあります。(
詳しくはブログ記事「ブース構造の違いについて」に詳しく解説しています)
システムブースは再利用可能な規格パーツの組み合わせで施工するため、在庫管理もしやすくコストを抑えられます。そのためシステムブースを多く施工してきましたが、一方でお客様やリピーター様から木工ブースでの施工を希望されることも多々ありました。
海外のお客様には特にシステムブースが受け入れてもらえない実情などもあり、当社では3年程前から木工ブースを施工するための社内体制(資材用の倉庫・人員の強化)を少しずつ整えてきました。そして今回、満を持して社内初の木工ブースでの自社出展となったのです。
ブース装飾について
何よりインパクトがあるのは、縦横の直径が3m近い大きな「展」のロゴです。木工ブースは自由な設計が可能なので、企業ロゴを大きくモチーフにしたり、色味をコーポレートカラーで統一したり、ブースの空間ごとガラリと印象を変えて来場者の興味を引くことができます。
上部看板に配置した「展示会ブース装飾」の社名はそのまま商材名でもあるので、高さ3.6mの位置に大きく設置して離れた通路からでも視認できるようにしました。(実際、会場入口のエスカレーターからでもこの社名ロゴを視認できました)
ブース装飾は造形のインパクトも大切ですが、それより「何を出展しているのか」「来場者にとって有益な製品か」を一目で理解できるブースであることが最重要です。当社は展示会で確度の高いリード獲得を第一に考えているので、システムブース・木工ブースどちらの構造であっても、出展社としっかり打ち合わせをした上で集客が見込めるレイアウトをご提案させていただきます。
展示会担当者のお役に立ちます
私を含め展示会の対応をした社員はそれぞれ通常業務をこなしながらの準備・当日対応だったので、改めて展示会担当者であるお客様の気持ちがよく理解できた出展となりました。当社では電気工事申請など一部の申請代行や、目標設定、スケジュールについての相談など、ブース装飾以外のお悩みにも対応できます。
お忙しい展示会担当者様の不安なこと、お気軽にご相談いただければと思います。