展示会と小間位置
2025年12月に東京ビッグサイト南ホールで行われた、日刊工業新聞社主催「表面改質展2025」のブース装飾事例です。
同時開催の高精度・難加工技術展や真空展も含め、多くのお客様に装飾のご依頼をいただきました。その中で、事例のブースはサイズが2小間(6m×3m)の2面開放、会場入口から伸びる主導線に面した出展場所でした。
ご出展社様の商材
お客様の商材は、あらゆる材質に使用可能な「表面処理」です。会社独自のエアーブラスト技術で、金型改善や下地処理、クリーニング等様々な用途に使用することが可能で、幅広いモノづくりを支える非常に有用な技術です。
昨年のJIMTOFからお付き合いさせていただき、その後も高機能素材Weekなど素材加工の展示会で度々お世話になっているお客様です。
日本国際工作機械見本市<JIMTOF>2024の事例はこちら。
高さ3.6m看板で商材をアピール
事例のブースは18㎡なのですが、そのうち1/3近くをストックルームにするというかなり大胆なレイアウトを採用してもらいました。実際はお客様にこんなに大きなストックルームが必要だったわけではありません。
ではなぜこのレイアウトだったのかと言うと、「展示会の装飾規定が、小間境界から1mセットバックしたエリアのみ高さ3.6mまで看板を上げられること」と、「壁面をなるべく多くの来場者に見てほしかったこと」の2点を叶えるためです。
来場者は自らブース奥まで看板を見に来ることはまずありません。そのため、奥はストックルームにした上で看板を表に突出させ、通路からでもある程度看板が読めるレイアウトにしています。
そしてこれも大きなポイントですが、看板に大きく書かれた「エアーブラスト」は、会社名ではなく商材名です。
企業名ももちろん大切ですが、それより重要なのが商材・導入メリットです。
忙しい来場者はすべての出展企業を把握して会場を歩く訳ではありません。そのため「この商材はあなたの会社にこんなメリットをもたらしますよ」という具体的なベネフィットを看板で認識してもらい、わざわざ足を運んでもらう必要があります。
実際に会場で撮影した写真を見てもらうとよく分かりますが、遠く離れた場所からでも商材である「エアーブラスト」がよく視認できます。これが当社の装飾の最大の特徴です。
看板も当社がしっかりご提案します!
看板で商材をアピールするのが重要とはいっても、どうすれば的確な言葉をチョイスしPRできるのか、分からない方もいらっしゃると思います。
当社はデザイナーが営業業務も兼務しているので、キャッチコピーを含めデザインを作成するのもヒアリングもすべて担当デザイナーが行います。集客できるブースを作成するために、商材やご要望を詳しく伺い、来場者目線に立った看板・ブースをご提案いたします。
ブース装飾でお悩みでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
小間位置から看板の見え方を考慮して「一目で伝わるブースデザイン」をオリジナルでご提案いたします。