
照明は、言葉を使わずに「ここを見て!」「私たちはこんなブランドです」と伝えてくれる大切な要素です。
展示会のブースデザインにおいて、照明は単なる「明るさの確保」以上の役割を果たします。照明一つで、ブースの雰囲気はガラリと変わり、来場者の足を引き止める強力な武器になります。
今回は、展示会で効果的に使われる照明のテクニックとポイントを分かりやすく解説します。
1. 展示会における照明の「3つの役割」
なぜ照明が重要なのか?それには明確な3つの理由があります。
◎アイキャッチ(視線誘導): 遠くからでも目立たせ、来場者の視線を特定の製品へ誘導します。

◎ 製品の魅力アップ: 色味や質感を正しく、あるいはより美しく見せます。

◎空間演出(ブランディング): 「信頼感」「先進性」「親しみやすさ」など、企業のブランドイメージを光で表現します。

2. 覚えておきたい!基本のライティング手法
展示会でよく使われる、効果の高いライティング手法を紹介します。
◎スポットライト (特定の製品をピンポイントで照らす/メリハリがつき主役が明確になる)

◎アンビエントライト (ブース全体を均一に明るくする/安心感を与え、入りやすい雰囲気を作る)

◎バックライト (パネルや背後から光を当てる/ロゴを浮き立たせ、高級感や奥行きを出す)

◎アッパーライト (足元から上に向かって照らす/ドラマチックな演出・非日常感を出す)

3. 「色温度」でブースの印象をコントロールする
光の色(色温度)は、来場者の心理に大きく影響します。自社の商材に合わせた色選びが重要です。
• 昼光色・昼白色(青白い〜白い光):
• 印象: 清潔感、先進性、正確性、アクティブ。
• 向いている商材: IT機器、医療機器、美容関係、精密機械。

• 電球色(オレンジがかった温かい光):
• 印象: 安心感、高級感、リラックス、親しみやすさ。
• 向いている商材: 住宅関連、食品、伝統工芸、アパレル。

次回の展示会では、什器の配置だけでなく、ぜひ「光の設計」にもこだわってみてください。