お客様インタビュー

川島さんは一貫して「ブースは集客力が大切」という考えをお持ちですが、
展示会毎に提案してくださる内容は変化していきます。様々な展示会を経験されて、
より良いものを取り入れられているからだと思います。
お客様:株式会社構造計画研究所 住環境営業部 坂上裕信 様 担当:川島清史

理解しにくい当社のソリューションを川島さんが少しずつ理解して、的確な提案をしていただける点が一番助かります。

川島
初めてブース装飾のご依頼をいただいたのが2011年になります。今まで10回以上のご依頼をいただいております。当社にリピートをしていただける理由はどのような点でしょうか?
坂上さん
当社が出展するサービスはソリューションなので、一般的に理解しにくい上に、伝えるための表現も難しいのです。何度もご依頼させていただく中で、理解しにくいソリューションを川島さんが少しずつ理解してくださり、それに対して的確な提案をしていただける点が一番助かります。
川島
それは嬉しいですね。
坂上さん
私が看板の内容に対して意見をした際に、仮にそれが正しくない場合には、遠慮なく反対していただけるのも良いですね(笑)。展示会までの期間が短い依頼で、私が切羽詰まっている際に、スピーディーにレスポンスをしていただけるのもありがたいです。しっかりとスケジュール管理をしていただいていると思います。
川島
そうでしたか。ありがとうございます。

他の業者に提案されるブースは大体オシャレで格好良いのですが、当社が何を出展しているかが分からないブースになってしまっています。

坂上さん
もう一つリピートさせていただいている大きな理由は、そういった適切な提案をしていただける上に、費用が手頃だからです。以前、私の上長から「同じ装飾業者ばかり使っているが、別の装飾業者は利用しないのか?」と指摘を受けまして、2社ほど相見積もりをさせていただいたことがあります。両社ともに提案の内容に対して高額で、やはり御社にお願いした方が良い、という結論になりました。
川島
そんなことがあったんですか。でも、上長の方のご指摘も正しいと思います。同じ業者ばかりを使うと、馴れ合いが生じる場合もありますね。
坂上さん
展示会に出展していると、色々な装飾業者の方が営業に来られます。提案されるブースは大体オシャレで格好良いのですが、当社が何を出展しているかが分からないブースになってしまっていました。恐らく当社が何を出展しているかを装飾業者の方が理解されていなかったのだと思います。そういった訳で、展示会出展の際には、川島さんにご相談させていただくようにしています。

川島さんが展示会毎に新しい提案をしてくださるのを聞いて「あ、なるほどな」と思って感心しています(笑)。

川島
ありがたいお話でした。当社としましても、「ブースは見た目ではなく、出展内容が伝わらなければ意味が無い」と思ってくださる出展者様と一緒に仕事をしたいと思っています。御社とはその点で価値観が一致していると思っています。当社のブースは100社に提案して100社に受け入れられるブースではありません。10社に限られてしまうかも知れませんが、当社の価値観にしっかり合致した出展者様のブース装飾をしたいんです。
坂上さん
川島さんの「ブースは集客力が大切」という考え方は変わりませんが、展示会毎に提案内容は変わっていきますよね?様々な展示会を経験されて、より良いものを取り入れられているからだと思います。川島さんのお話を聞いて、「あ、なるほどな」と思って感心しています(笑)。新しい発見があります。それから、ブースを見て感じるのですが、上部の看板を支える構造や設計がよくできていますね。
川島
そうです、ブースの構造計画です(笑)。ブースレイアウトでまず初めに考えるのが、「看板を来場者に最も見えるにはどうするか?」という点です。そこから、出展者様の製品やサービスを考慮し、看板のデザインを決めていきます。

あの失敗のお陰で、川島さんの話を余計に素直に聞くことが出来るようになりましたね(笑)。

坂上さん
以前にパンフレットの中身をそのまま看板に載せてしまって失敗したことがありましたね。
川島
そうです。あれは大失敗でした。御社のソリューションを理解せずに、言われた通りにパンフレットの内容を看板に入れてしまいました。そのため、とても見にくくて、理解しずらい看板になってしまいました。本当は私がパンフレットの中身を理解し、情報を整理し、メリハリのあるデザインをすべきでした。
坂上さん
看板の内容は絞り込んで、シンプルにしなければ来場者に伝わらない、ということに気が付きましたね。あの失敗のお陰で、川島さんの話を余計に素直に聞くことが出来るようになりましたね(笑)。
川島
展示会の看板とパンフレットでは、そもそも用途が違いますよね。パンフレットは手元に置いてじっくりと見るものですし、看板は一瞬で相手に理解させる必要がありますね。だから、パンフレットを抜粋して看板を作っては駄目だったんです。
坂上さん
自分も展示会に行く際に、見ているのは看板の中のキーワードです。キーワードを見て自分に必要かどうかを判断しています。実際に看板を見ている時間は3秒程度なので、川島さんのおっしゃっている通りだなと思いました。
川島
例えば、宝石や時計を展示するのでしたら、製品を実際に見て、「綺麗」とか「格好良い」と判断します。しかし、ソリューションを出展する場合には、「綺麗」や「格好良い」という判断はしません。ですので、看板を利用してキーワードを来場者の目に飛び込ませるのが最も有効な手段になるのです。
坂上さん
関連しているイラストなどを載せるのも有効ですよね。
川島
そうですね。イラストや写真を利用して、来場者に直観的に理解してもらうことも大切です。看板を見ないで歩いている方には、音声を使ってキーワードを耳から入れてあげることも有効になると思っています。モニターの音声やコンパニオンにしゃべってもらうのも良いかも知れませんね。音の伝達力ですね。

現場調整の作業があった場合にも、スピーディーに対応していただけて助かります。

川島
ところで、当社の現場対応についてはいかがですか?
坂上さん
搬入日が二日間ある中で、初日に設営を完了していただけるのがありがたいです。我々がブースに行く際には、ブースが既に出来上がっているので、パネル掛けやモニターの接続チェック程度で済みますから。その点は助かっています。
川島
それは良かったです。
坂上さん
後は現場調整の作業があった場合にも、スピーディーに対応していただけて助かります。何も困ったことが無いですよ。
川島
満点の回答ありがとうございます(笑)
坂上さん
何かあれば現場担当の方が丁寧に聞いてくれるので助かります。以前にドアの調子がおかしかったことがあったのですが、担当の方がすぐに対応してくれました。現場担当の方にはよろしくお伝えください。
川島
ありがとうございます。とても嬉しいです。現場担当者はお客様からそういった言葉をいただけると一番喜びます。現場対応力は当社がとても大切にしている部分ですので。
展示会搬入の作業後という慌ただしいタイミングでインタビューをさせていただきまして、ありがとうございました。ありがたいお言葉も沢山いただけて大変感謝しております。今回の展示会出展が成功するよう願っております。
展示会までの期間が短い依頼で、私が切羽詰まっている際に、スピーディーにレスポンスをしていただけるのもありがたいです。