ブースは「伝達力」が命

一次幹線工事と二次幹線工事の違いとは!?

2025.11.20

一次幹線工事と二次幹線工事の違いとは!?

一次幹線工事と二次幹線工事の違いとは!?

今回は、展示会における2種類の幹線工事、一次幹線工事(一次電気工事)と二次幹線工事(二次電気工事)の違いと、それぞれの工事費用の支払い先について、初めての出展者でも分かりやすくご説明します。
【一次幹線工事とは?】
展示会場自体が持っている 大元の電気(メイン電源)を、各出展者のブースまで届ける為の工事のことです。
一次幹線工事は展示会を主催している会社しか工事をすることが出来ない為、こちらの工事費用は主催者側に支払わなければいけません。
<出展者が注意すべきポイント>
◎ 必ず電気の申込をする
展示会場には、もともとブース内にコンセントはありません。
出展者が「〇W使用します」と申請して、初めてブースへ電気が引かれます。
そのため、使用する機器の消費電力(W数)を正確に把握することが非常に重要です。
・照明
・モニター
・PC
・展示製品
これらをすべて合計し、不足しない容量で申請しましょう。
◎ 申込期限を必ず守る
申請が遅れると 追加料金が高額になる展示会も多く、厳格化が進んでいます。
必ず期限内に提出してください。
※電灯・電力工事申込書の提出期限に関する記事はこちら
https://www.alpha-kikaku.com/column/details.php?i=493
また、多くの展示会では、会期当日に容量を追加できないため、余裕をもった容量で事前申請するのが鉄則です。
【二次幹線工事とは?】
一次幹線工事でブースに支給された電源(分電盤・コンセント)から、実際に機器を使えるように配線する工事です。この工事は主催者ではなく、出展者が依頼した業者(ブース施工会社・指定電気業者など)が担当します。そのため、二次幹線工事の費用は依頼先の会社に支払う仕組みになっています。
▼ 二次幹線工事の範囲
・モニター・PC
・製品に使用するコンセント設置、配線処理
・照明器具の設置および配線
などブース内に設置されたブレーカー(分電盤)やコンセントからブース内で使用する電気工事は全て二次幹線工事になります。
このように、一次幹線工事と二次幹線工事は、それぞれ担当者や工事範囲、費用の支払先が異なります。一次幹線工事は会場側が行うメイン電源の引込工事で主催者に支払う費用、二次幹線工事はブース内の配線・設置工事で出展者が依頼した施工会社に支払う費用という理解で覚えておくと分かりやすいでしょう。

電気申込が不安な方へ
「電気の申込って難しそう…」そんな方はご安心ください。
弊社では電気申込の代行サービスをご用意しています。使用する機器の種類と電力(100V/200V・W数)を教えていただくだけでOKです。
X
img